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京都に秋が駆け込んだ
pop song (2025)
INSTRUMENTATION
Traditional
DETAILS
Duration
4'
アディ・アンドレの詩の舞台を京都に―― 古都に息づき、いま歌われる新たな詩
京都に秋が駆け込んだ 昨日 四条通りからひっそりと 真夏の日なか 柔らかな紅葉の 木陰の下で 私たちは出会った 足は鴨川へと向かっていた 心を焦がす歌 曖昧で意地悪く茜色の悲しみ 別れについて 夏は秋に見向きもしなかった 秋は笑いながら走り去る 私だけが知る 秋はここにいたと 悲しげに喘ぐ 木の葉の下で 秋が来て何かを囁いた 祇園通りは震え出す せわしなく騒めいて舞い散りゆく不思議な 京都の紅葉
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